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DeFi

Dollaremon(DY・4DP)のその後|Money PocketとFantom移行を検証

DollaremonのDY・4DP・Money Pocketの仕組み、2021年のFantom/V2移行告知、2026年に確認できるdomain・公開source・contractの状態を整理します。

3MIKANのブランドキャラクターがDollaremon(DY・4DP)のその後を表す流動性タンク、交換経路、報酬区画、保管庫を分けて確認する場面

2026年8月29日時点で、Dollaremonの公式frontendや現在の利用手順は確認できません。 当時使われたdollaremon.comdollaremon.financedollaremon.fiと各subdomainはDNSで名前解決できず、旧公式Xの@Dollaremon1も「ユーザープロフィールが見つかりません」と表示されます。

BNB Smart Chain(BSC)にはDYと4DPのcontractが残り、2026年8月にもswapToRadsの成功記録があります。しかし、contractが呼び出せることは、公式serviceの運営、十分な流動性、希望価格での売却、旧資産の回収を意味しません。 古いURLや検索で見つけた同名siteへWalletを接続しないでください。

検証で行っていないこと

Wallet接続、account入力、message署名、Approve・revoke、farm、pool、swap、bridge、contract write、transaction送信、asset移動は行っていません。運営投稿、公開repository、DNS、signed-outのChrome、Explorer、公式のread-only RPCだけを確認しました。

Dollaremonの現在地

確認項目 2026年8月29日の観測 ここから言える範囲
旧公式web main domainと旧farm・swap・Money Pocket subdomainはERR_NAME_NOT_RESOLVED 当時のfrontendへ到達できない。検索結果の別siteを公式とは判断できない
X / Telegram X profileはnot found。Telegramの公開ランディングは「Dollaremon&CBD CASH」と456 membersを表示 Telegram URLが残ることは確認できる。最近の投稿、管理者、support継続は未確認
公式GitHub contractの最終公開commitは2021年6月22日。swap coreは6月2日、peripheryは5月31日 公開sourceの更新時点。非公開開発の不存在や現在のdeployed state全体を証明しない
BSC版DY / 4DP verified contract、相互参照、最近のtransactionを確認できる 公式UI、運営継続、market price、liquidity、exitを証明しない
Fantom版FDY / F4DP 公表FDYにbytecodeがあり、現在の参照先F4DPをread-onlyで確認できる V2移行の完了、旧→新交換窓口、現在のfarmやbridgeを証明しない
2021年のBSC版Dollaremon公開、Fantom版公開、V2停止・再発行告知、公開GitHub更新、2026年のdomainとcontract確認を分ける時系列

DY・4DP・Money Pocketは何だったのか

Dollaremonは2021年、AMMのswapとfarm / pool、手数料分配を組み合わせたDeFiとして案内されました。運営投稿と公開sourceで使われた主要な名称は次の3つです。

名称 2021年の設計上の役割 読み違えやすい点
DY(DollarYaki) farm reward、swapやpoolで使うBSC版token dollar建ての価値、償還、価格維持を保証するstablecoinではない
4DP(Four-Dimensional Money Pocket) 一部farmで得るshare token。DYへ変換でき、Money Pot分配の比率にも使う 1 4DP = 1 DYが常時・即時・無条件という設計ではない
Money Pot fee managerから入る複数tokenを4DP holderへblock単位で分配する仕組み 表示reward、contract残高、実際に受け取れる価値は同じではない

DYの公開sourceでは、ownerまたは指定された4DP contractがDYをmintでき、通常transferではamountの2%をburnして98%をrecipientへ送ります。4DPの公開sourceでは、4DPをburnし、保有block数に応じたpenaltyを引いたDYをmintするswapToRadsが実装されています。

このswapはAMMでDYを買い手へ売る処理ではありません。4DPを消してDYを新規発行するtoken変換です。DYを別tokenや法定通貨へ換えられるか、どの価格でどれだけ売れるかは、別のpoolと流動性の問題です。

「72時間で1対1」はblock数の説明だった

旧docsと旧記事は、4DPを72時間保有すると1:1でDYへ変換でき、早い場合は受取量が70%・80%・90%になると説明していました。BSC deployed contractのread-only値は、最大penaltyが30%、penaltyが0になる期間が86,400 blocksです。sourceではpenaltyがblockごとに直線的に減ります。

旧表示の目安 2021年当時の読み方 contract上の本質
直後: 70%受取 最大30% penalty holderの平均取得blockからの経過block数で計算
24時間: 約80% 約20% penalty wall-clockの24時間を保存しているわけではない
48時間: 約90% 約10% penalty block intervalが変われば実時間も変わる
72時間: 100% penalty 0 deployed値では86,400 blocks到達が条件

2021年のBSCは約3秒blockだったため、86,400 blocksは約72時間に対応しました。ところがBNB Chainの現在の公式docsは、hardforkを経たmainnetのblock intervalを約0.45秒としています。単純計算では同じ86,400 blocksが約10.8時間です。実際のblock productionには揺れがあるため、古いfrontendの「72時間」を現在の時計として使えません。

これは利用を勧めるための換算ではありません。古いDeFiが時間をblock数で実装している場合、chain側の高速化だけでUIの時間説明がずれるという検証例です。

farmとMoney Potには管理権限があった

MasterDollaremonの公開sourceでは、ownerがpoolの追加・allocation・deposit feeを設定でき、deposit feeとharvest feeは最大10%です。rewardはpoolのallocationと1 blockあたりのemissionから計算され、dev address向けmintも組み込まれていました。

source commentはemission reductionの28,800 blocksを「約24時間」と説明していますが、これも2021年当時のblock intervalを前提にした表現です。現在のBSCでは同じwall-clockになりません。

Money Potの公開sourceでは、fee managerだけが通常rewardをdepositできる一方、ownerはfee managerの更新、分配tokenの追加・削除、bonus rewardの投入、reward対象外addressの更新を行えます。

この設計から「手数料を4DP holderへ分ける仕組みだった」ことは説明できます。しかし、2021年の旧画面にあったDaily Money Pocketの金額や筆者の損益を、2026年の収益性へ延長することはできません。

Fantom公開とV2再発行告知

Bitcointalkのthreadは、Dollaremonの旧siteと@Dollaremon1を案内していた「CBD CASH」accountによる運営投稿です。2021年6月30日の投稿は、Fantom版を6月25日に公開したとして、次のaddressを掲載しました。

役割 当初公表address
FDY 0x2Ee2F3676b0AFf2c43A7927A48901ecBf8fdC1B0
F4DP 0x16E4Ee0947527e4A0d6d691a1F92fC191bf8B843
masterDollaremon 0xA475429E8bbF7b318Cc6E5Fb7Df970384d383068
Money Pot 0x2be04A1B00663b04773a518607d5db72B3C5E66e
multi-chain 0x133B87ffF18eB3A36ABDc9a7edd6c097a5156a30

同じthreadの7月14日投稿は、Fantom版を一時停止し、FDYとF4DPを再発行すると告知しました。旧farm / poolから全assetをwithdrawし、旧FDY→新FDY、旧F4DP→新F4DPを5%追加で交換する計画、multi-chain V2の再開予定も書かれています。

ここで確認できるのは運営が移行計画を発表したことです。すべての利用者への交換完了、5%追加分の履行、現在の交換窓口は、今回確認した一次資料から独立に証明できません。

Fantom contractに残るV2の痕跡

Fantom Operaの公式public RPCへread-only callを行うと、当初公表されたFDY addressには現在もbytecodeがあり、nameはFantom DollarYaki、symbolはFDYです。

重要なのは、FDY contractが現在返す4DP参照先です。

読取項目 2021年6月の公表 2026年8月29日のread-only値
FDY 0x2Ee2F3676b0AFf2c43A7927A48901ecBf8fdC1B0 同じaddressにbytecodeあり
FDYのsRads 初期F4DPは0x16E4…B843 0x025172c530d46b0093e241d132c93f2a8d65763b
新しい参照先のname / symbol V2で再発行すると告知 Fantom Four-Dimensional Money Pocket / F4DP
新しいF4DPのrads FDYとの組合せを想定 上記FDY addressを返す

初期F4DPと現在の参照先F4DPには、どちらもbytecodeが残っています。FDYの設定が別のF4DPへ切り替わった事実は、V2再発行告知と整合するオンチェーン上の痕跡です。ただし、どのsnapshotが使われ、誰が交換を完了し、frontendがいつまで稼働したかまでは分かりません。

BSC contractは2026年にも呼び出されている

BscScanで確認できるBSC版の正しい組合せは、DYが0xc07c3a89357171dcbea4b34f92e4c39da4446f45、4DPが0xE036460679640C703490DeFB7c2c9c73a7976622です。DYのsRadsは4DP、4DPのradsはDYを返し、どちらのownerも同じcontract 0x3021730B1a7dfC15D94aC086DA983d36Fd63b51Aです。

2026年8月22日23時26分02秒(JST)のtransaction 0x6fb8…c2d16では、swapToRadsが成功しました。3,422.700609… 4DPがburnされ、2,397.150170… DYがmintされています。受取量は元の70%で、contractの最大30% penaltyと一致します。

この記録から言えるのは、特定のblockで特定のcontract callが成功し、4DP burnとDY mintが起きたことです。次は証明しません。

  • Dollaremonの公式frontendが復旧した
  • 2021年の運営teamが操作した
  • DYに継続的な買い手や十分なpool depthがある
  • 表示価格で希望数量を売れる
  • 旧farmへ預けたLPやFantom資産を回収できる
公開source、contract bytecode、相互参照、transactionで確認できる事実と、公式UI、運営継続、流動性、換金性、移行完了の未確認領域を分ける図

2021年のfarm戦略は撤回します

旧記事は、DY-BNB farmへ約60ドルを入れ、3日で約4 4DPを得た体験を紹介し、72時間後にDYへ交換する流れを「基本戦略」としていました。画面上のAPRやDY価格、Daily Money Pocketの約0.01ドルという個人記録も掲載していました。

これらは2021年6月の一時点におけるUIと個人結果です。現在の公式URL、reward、価格、liquidity、回収可能性を示しません。次の旧案内を現在の手順として使わないでください。

  • farmして4DPを得れば利益になる
  • 72時間待てば必ず1:1の価値で換金できる
  • 2% burnでDY価格が上がる
  • APR表示を将来の受取額として扱う
  • old domain、検索広告、SNS reply、DMからWalletを接続する

2% burnはtransfer時の供給減少ロジックです。需要、emission、pool depth、slippage、owner権限を相殺して価格を上げる保証ではありません。4DP→DYが1:1でも、DY→他assetのmarket価値は別です。

同名tokenと偽frontendを避ける

DYFDY4DPは短いsymbolで、検索結果やWalletのtoken listだけではprojectを一意に識別できません。Dollaremonを調べる場合も、次を分けて記録してください。

  1. chain名(BSCかFantom Operaか)
  2. 省略しないcontract address
  3. そのaddressを掲載した2021年の運営投稿
  4. Explorerで読むname、symbol、linked contract
  5. transaction hash、block number、timestamp

照合はread-onlyでできます。「残高確認」「migration」「救済」「再Claim」のためとしてseed phrase、秘密鍵、recovery phrase、message署名、unlimited Approve、先払い送金を求めるsiteや相手には応じないでください。

よくある質問

4DPを持っていれば、今もDYへ交換できますか?

BSCでは2026年8月にswapToRadsが成功した記録がありますが、この記事は実行を案内しません。固定block数のpenalty、DYの2% transfer burn、gas、流動性、売却先、偽frontendを別に評価する必要があります。contract call成功と資産回収は同じではありません。

「72時間待つ」という旧ルールは今も正しいですか?

deployed parameterは72時間ではなく86,400 blocksです。BSCのblock intervalが約3秒から約0.45秒へ短縮されたため、wall-clockとの対応は変わりました。古いUIや記事の時間表示を現在の手順に使わないでください。

Fantom V2への交換は完了したのですか?

運営が旧FDY/F4DPの再発行と交換計画を告知し、現在のFDYが初期とは別のF4DPを参照することは確認できます。全対象者への履行完了や2026年の交換窓口は確認できません。

最近のtransactionがあるなら、Dollaremonは稼働中ですか?

いいえ。transactionはcontractが呼び出された事実です。公式frontend、継続運営、support、market liquidity、換金性の証明ではありません。

Explorerに価格が表示されたら売れますか?

表示価格、少額の直近trade、希望数量を実際に交換できる価格は別です。poolの深さ、route、slippage、transfer burnで結果が変わります。本記事はswap先や売却手順を案内しません。

まとめ

Dollaremonは、DY、4DP、Money Pot、farm、swapを組み合わせた2021年のDeFiでした。公開sourceから、DYの2% burn、4DPのblock基準penalty、fee分配、owner controlを確認できます。運営投稿にはFantom公開とV2再発行計画も残り、FDYが初期とは別のF4DPを参照する現在値は、その告知と整合します。

一方、2026年8月29日時点で旧公式webへ到達できず、X profileも見つかりません。BSCに最近のcallがあっても、公式service、運営、流動性、換金性、移行完了は確認できません。

この事例から残すべき教訓は、contractが動くことと、公式serviceが使えることを同じにしないことです。古いDeFiを調べるときは、運営告知、公開source、deployed parameter、current transaction、公式導線を別々の証拠として扱ってください。

確認した一次情報