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【DeFi】beefy.financeのやり方を紹介!複利運用の概要・BIFIトークンの特徴・使い方・実際の運用状況を解説【BSC】

今回はBSC(Binance Smart Chain, バイナンススマートチェーン)の中の自動複利運用アグリゲーターサービス(Vaults)であるBeefy.Financeについてまとめていきます。

PancakeSwapなどを利用していて、Compound(複利運用)を毎回押すのが面倒といった方に特におすすめのサービスになります。

なお、DeFiサービスとなりますので利用時には紛失リスクなどは自己責任でお願いいたします。

beefy.financeに関しては、動画でも紹介しているので動画のほうがわかりやすいという方は以下の動画を参考にしてください。

Beefy.Finance(ビーフィー)の概要

まずはBeefy.Financeの概要についてまとめてみました。

項目内容
名称Beefy.Finance(通称beefy)
ガバナンストークン$BIFI CoinMarketCap (執筆時は$2,425.47)
ジャンルValuts(自動複利運用最適化サービス)
URLhttps://app.beefy.finance/
チェーンBSC・Polygon・Fantom・HECO・AVALANCHE・HARMONY・ARBITRUM
監査状況Certikから監査済み

自動複利運用(Vaults)に関する補足

「自動複利運用」というのが聞き慣れない方もいると思います。実際には造語の可能性もありますので補足で説明します。

まず、複利運用について考えていきたいのですが、わかりやすく月利30%(日利1%)で運用できる投資があったとします。

この場合、毎月の利益(30%分)を再投資すると複利運用になりますね。

ただ、このときに月末に再投資するのではなく10日,20日,30日と3回に分けて再投資するとどうなるでしょうか。つまり、10%利益が出る度に複利にするとどれくらいの差がでるのでしょうか。

この場合の計算は以下のような形になります。

月末に複利運用: 1.3倍(130%)

10日,20日,30日に複利運用:1.1(110%) x 1.1 x 1.1 = 1.331倍

このように複利運用の回数を増やすことで、運用パフォーマンスに差が出てきます。今回の例だと0.031倍分の差になります。

投資資金が100万円だとすると、31,000円もの差になります。更にこの差が毎月複利で膨らんでいく形です。

(実際には、日利は固定じゃなかったり、複利の際に手数料がかかったり(入出金手数料など)するのでここまで簡単ではないのです)

今回の例のように「1.3倍」と「1.331倍」だったらどちらがいいでしょうか。もちろん、「1.331倍」ですよね。

でも、10日ごとに複利運用をするのってめんどくさい…。

ところが、これを自動化してくれるのが自動複利運用なんですね。

Beefy.financeの最大の特徴:複利運用の自動化

DeFiはどこも日利換算で表記するほど利率が高いので、ほとんどのユーザーが複利運用しています。

PancakeSwapなどでもCompoundボタンを使って複利運用ができますが正直面倒ですし、これがCAKE-BNBのLPなどの複利になれば更に面倒です。

($CAKEを収穫→半分を$BNBに変換→CAKE-BNB LPを作成→stake という流れ)

参加しているユーザーなら「この作業がもっと楽になればいいのに…」と当然思うレベルのことで、実際にこの複利運用を自動化できるのでBeefyです。

実は自動複利運用は他のサービスもある

Beefy.FinanceはBSC上では自動複利運用のポジションをどんどん築き上げてきています。

実は、BSCにはautofarmという大きな自動複利運用サービスがあるのですが、後発組として頑張っているような感じですね。

autofarmとの違いは、扱えるLPの種類と、運用中にガバナンストークンである$DIFIが収穫できない点です。

Beefy.financeの特徴、他サービスとの違い

以下にBeefy.Financeの特徴についてまとめてみました。

Beefyの特徴
  • 自動複利運用の最適化(Vaults)
  • ガバナンストークンは$BIFIだが、他トークン・LPの運用で収穫はできない。
  • $BIFI所有者はプラットフォームへの提案を行う権利がある。
  • $BIFI用のpoolがあり、Beefyの運用時の引き出し・預け入れ手数料はそのpoolに還元される。
  • $BIFIはバイナンスに上場している

実際の運用時のスクリーンショットがこんな感じです。

このAPYが複利計算のものです。牛さんの強みの利回りにはほんとに驚かされます。

20分でこのくらい(0.02$)増えていました。最近はドルで今の預け入れ金額が見えるようになったので更に便利になりました。

Beefy.financeの操作方法

Beefyの操作方法は至って簡単です。

Beefyの操作方法
  1. 預けたいトークンまたはLPを用意する
  2. Beefyの運用箇所を「APPROVE」する
  3. 預けたい数量DEPOSITする(全ての場合はDEPOSIT ALL)
  4. 引き出したい場合はWithdrawする

①預けたいトークンまたはLPを用意する

まずはトークンを用意するか、PancakeSwapなど指定の場所でLPを用意します。

②Beefyの運用箇所を「Approve」する

その後、Beefyにアクセスして、運用先の「APPROVE」ボタンを押します。

※この「APPROVE」は実はリスクを伴う重要な意味合いがあります。本格的にDeFiを利用する際にはしっかり理解することをおすすめします。

③預けたい数量DEPOSITする(全ての場合はDEPOSIT ALL)

数量を記入して「DEPOSIT」するか、「DEPOSIT ALL」で全て預け入れます。

基本的な操作はここで終了です。あとは放置しておけば自動で複利で回ります。

※預け入れ・引き出しには0.05%~0.1%の手数料がかかります。

④引き出したい場合はWithdrawする

引き出したい場合には数量を記入して「WITHDRAW」、または「WITHDRAW ALL」で全て引き出せます。

※預け入れ・引き出しには0.05%~0.1%の手数料がかかります。

Vaultsとは

Vaultsとは、利回りを最高にしようとする一連のアクションの自動化プロセスのことです。

月末に複利運用: 1.3倍(130%)
10日,20日,30日に複利運用:1.1(110%) x 1.1 x 1.1 = 1.331倍

先程例に出した途中で複利運用すると利率が良くなるという比較ですが、これを1日単位・半日単位・1時間単位とどんどん狭めて複利で回すと、利率は上昇していきます。

ただ、入出金の回数が増えればその分手数料もかかるので、複利の回数をいい塩梅で調整する必要があります。これを勝手にやってくれるのがVaultsだと思ってください。

Beefy.Financeの「Vaults」というサービスを使うと、仮想通貨100種類以上のイールドファーミングの複利運用を独自の戦略に基づいて、完全に自動化することができます。

Vaults運営側のメリット

beefy.financeのような自動複利運用のプラットフォームをDeFiでは「Vaults(ボルツ)」という名称で呼んでいます。

Vaultsは複利運用をする上では非常に有用なサービスですが、これを開発する側にはどんなメリットがあるのでしょうか?

Vaultsの収入構造は投資信託などのファンドと非常に似ています。ユーザーとファームの間に入ることで、一部の運用報酬を得ています。(厳密には預け入れ手数料・出金手数料なども)

なので、Vaultsとしては多くの利用者がいたほうが報酬が増えていきます。

そもそも流動性の提供が必要な理由

そもそも、なぜトークンを預けたり、LPを預けたりすると増えて返ってくるのでしょうか。これの答えは、「流動性の提供が必要」という点にあります。

実はトークンやLPを預けているというよりも、DEXという管理者のいない暗号資産取引所に対して貸し出したり、LPを貸し出しているイメージが近いです。

DEXでは管理者がいないので、自分がしたい取引が約定するかが補償されていません。A→Bという交換をしたくても、DEX内にBトークンがゼロであれば交換ができません。

このときに、A⇔Bのペア(LP)を作って貸し出します。これが流動性の提供となり、このペアのおかげでA→BやB→Aというトークンの交換が可能になります。

DEX側としては、この流動性が多ければ多いほど取引がスムーズに行くのでその見返りとしてイールドファーミングという仕組みを用意して、メリットを提示しています。

なぜDEXを利用するのか

DEX以外にも、運営会社や管理者がいる取引所も複数存在します。日本の国内取引所であるビットフライヤーやコインチェックは運営会社がいますよね。

こういった取引所は運営会社が流動性を担保しています。

DEXの場合には、こういった運営会社がいる取引所に比べて「手数料が低い(人件費分がかからないため)」「運営会社側のヒューマンエラーが起こらない」などのメリットがあります。

イールドファーミングの存在理由・流行る理由

DEXでは、流動性の提供が必要だと書きましたが、ただ「貸してください」では誰も貸してくれません。

そこで、手数料や報酬を還元するという仕組みを作り、貸主にメリットを提示しています。これがイールドファーミングです。

これによって、貸す側に報酬というわかりやすいメリットができ、「貸す」だけで報酬が得られてしっかり「返される(引き出せる)」ので人気が出ています。

(今回はインパーマネントロスなどには触れずに説明しています。実際には流動性による通過変動リスクがあります)イールドファーミングが流行る理由

Beefy.financeで注意すべきポイント

BeefyはCertikから監査を受けています。さらにバイナンスにも上場していることを考えると、ハイプや飛ばしのように、急にサイトが消えたりなどのリスクは低いと言えます。

とは言え、新興仮想通貨である以上リスクはありますので、以下にまとめておきます。(バイナンスにもイノベーションゾーンとして上場しています。)

  • 表記されているAPYは、トークン価値が下落した場合を考慮していません。トークン価値が下落した場合、元本割れのリスクがあります。
  • 表記されているAPYはリアルタイムで変動します。
  • Beefyのサーバーがハッキングなどされた場合には、資金損失リスクがあります。

Beefy.financeのまとめ

今回は自動複利運用サービス(Vaults)であるBeefy.Financeについてまとめました。

PancakeSwapなどのイールドファーミングに比べて、複利運用の手間が少ないので取り組みやすいかと思います。

自己責任の上で、この運用方法を試してみたいという方は是非試してみてください。

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みかん
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みかん(3mikan)です。 トークン/DEX開発経験があり、主に仮想通貨・DeFiについて情報発信しています! お仕事のご依頼やご相談はテレグラムの個人DMから、ご質問がある場合にはテレグラムのグループにてお願いします。