今回の記事では、仮想通貨を現金化する方法について解説していきたいと思います。
年々仮想通貨を利用して、商品を購入したりサービを利用したりできることが増えて来てはいます。しかし、一番利用しやすいのはやはり『紙幣(現金)』だと思います。
今回は増やしたその資金を現金化するまでの方法をいくつか紹介していきますので、これから仮想通貨運用を始めたいと思っている方・一番簡単に現金化する方法が知りたい方などは参考にして頂けると嬉しいです。
仮想通貨の現金化する方法の比較
上記4つが主に現金化する方法になります。
基本的に換金のしやすさから国内取引所/販売所を利用し現金化する方が多いように感じますが、国内販売所はスプレッドが広い事により手数料が大きくかかってしまいます。
個人的に大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)/デビットカードの利用がおすすめです。それぞれの手順を紹介しますので、これから現金化したいと考えている方は是非参考にしてみてください。
バイナンスで仮想通貨を現金化する方法
暗号資産取引所の中で最も有名な取引所であるBINANCE(バイナンス)からも現金化することが可能です。
バイナンスのトレードの一つにP2Pと呼ばれるものがあります。
P2Pとは、自分と第三者によるユーザー間で直接行われる取引の事です。
買いたい人・売りたい人共に支払い方法が一致した場合取引を成立させることが可能です。
※バイナンスP2Pにかかる手数料は、テイカー側が無料メイカー側が0.35%になります。
この取引を利用することで、セキュリティ上事前に本人確認(KYC)と二段階認証が必要になりますが、国内取引所を挟む無駄な手間がない分条件が合えばスムーズに現金化することが可能になります。
まだバイナンスを開設していない人は、こちらを参考に作成してみてください。
BINANCE(バイナンス)P2P取引方法
バイナンスログイン後仮想通貨を購入から『P2Pトレード』/トレードから『P2Pアカウント』のどちらかを選択することで上記画面が表示されます。
振替したいP2Pによるトレードが可能な通貨は現在BTC/USDT/BUSD/ETHになります。
自分が受け取りたい支払い方法を絞る事も可能です。※『LINEPay』での支払いが多く感じました。
手順としては簡単でお得な取引ではありますが、自分が希望する条件を満たしたユーザーに出会えるかが問題になってくると思います。
仮想通貨をデビットカードで現金化
デビットカードというと、クレジットカードのように買い物などの日常で利用できるようなものを想像するとおいます。
仮想通貨に対応したデビットカードも利用用途は比較的変わらず、ショッピングにも使う事が可能ですしATMから日本円に現金化することも可能です。
REXXカードとは、仮想通貨デビットカードの事です。
カードに仮想通貨をチャージすることで、決済や現金化することが可能です。
※入金・出金手数料が発生しますので詳しくは下記記事を参考にしてください。
REXXカードの詳しい作成方法や注意点についてはこちらの記事で紹介しています。
REXXカードはVISA加盟店での利用が可能なので、現金化だけでなくショッピングの際に利用したい方などにもおすすめです。気になる方は是非参考にしてください。
仮想通貨の現金化を匿名でやる方法はある?
- 国内取引所を経由して銀行振込
- BINANCEのP2Pで直接銀行振込受取
- 他人との直接取り引き
- デビットカードを利用
現金化する手段として4つほど紹介しましたが、全て匿名でやる方法はありません。
国内取引所を利用:各取引所の本人確認(KYC)があるため匿名で行う事はできない。
バイナンスのP2Pを利用:振込口座があるため匿名で行う事はできない。
直接取引する場合:相手がいる為匿名にならない。
デビットカードを利用:口座開設のKYCがある為匿名で行う事ができない。
上記理由で、匿名での現金化は不可能になります。
本人確認(KYC)が嫌な方/本名での現金化がいやな方は一定数いるかと思いますが、現状は匿名での現金化はできませんので事前に行っておきましょう。
ビットコインATMで仮想通貨が現金化できる?
『ビットコインATM』を利用して現金化ができると聞いたことある人がいると思います。
しかし、現在は利用することができません。
暗号資産取引所のような購入/売却取引が可能なATMの事です。
利用した国の法定通貨を受け取る事が可能で、仮に日本で『ビットコインATM』を利用した場合、日本円として現金化することが可能になります。
日本では東京を中心に8箇所の設置がありましたが、2018年に暗号資産の取引サービスを全て停止したことにより『ビットコインATM』の利用もできなくなりました。
仮想通貨を現金化してくれる業者がある?
仮想通貨両替商という仮想通貨を現金化するサービスを提供している業者はあります。
上記でもお伝えしてきたように、仮想通貨の現金化にはいくつかの手順が必要になります。そのため、現金化業者を利用することで取引所を利用することなくより簡単に現金化することができる点においてはとても魅力的だとおもいます。
しかし、日本国内では金融庁の登録を受けている業者はおらず詐欺の可能性が非常に高い為おすすめはできません。
仮想通貨が現金化できないパターン
仮想通貨の種類は年々増加していますが、全ての仮想通貨が現金化できるわけではないです。
- 上場していない通貨
- ロック期間
主にこれらの理由で現金化することができません。
上場していないということは、取引する場所がありませんので現金化することが不可能です。
仮想通貨を現金化した場合の確定申告・税金について
仮想通貨売買で利益が出た時だけ関係があると思われますが、売買しなくても所得としてみなされる場合があります。
税金・確定申告については下記記事で詳しく解説していますので基礎知識として是非読んでください。
仮想通貨を現金化した場合の税金はばれない?
仮想通貨を現金化した場合税金は逃れることはできません。
仮想通貨は現金化した時点で税金がかかります。仮想通貨はばれないと思いがちではありますが、換金したタイミングでバレてしまいますので仮想通貨で利益を出すという点で税金の知識をつけることは大切です。
仮想通貨現金化にかかる税金を自動計算する
仮想通貨現金化にかかる税金は国税庁のExcelを使いましょう。
仮想通貨現金化のまとめ
仮想通貨を現金化するにあたって4つの手段とよくある疑問・税金について解説しました。
今後頻繁に現金化することがありそうだと言う方は、デビットカードが一番のおすすめです。国内取引所の利用が一番のメジャーな現金化ではありますが、海外取引所を利用し手数料を抑えることも可能ですので選択肢としてこの記事が参考になれば嬉しいです。
あまり気にすることがない税金問題についても、仮想通貨の運用を考えている方は損失の場合にも気をつけたい点として他の所得と相殺ができない点があげられます。
事業所得で利益が出ている場合や給与所得を得ている会社員の方も、雑所得の損失と相殺はできませんので上記税金についての記事を参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。