ビットコインFX

【最強!?】ビットコインFXの両建ては勝ちやすい?やり方・両建てできる取引所・FXで両建てするメリット/デメリットを解説します。

今回の記事では、ビットコインFXの手段の一つにある『両建て』について解説していきたいと思います。

仮想通貨の相場は、8割がレンジ相場と言われており予測することが非常に難しいです。そのため、自分の資金を大きく失わない為にもリスク管理をしっかり行う必要があります。

今回紹介する両建ては、リスクヘッジの一つとして活用されることがあり初心者の方には難しい手法ではありますがポイントをしっかりおさえてリスクヘッジの手段として覚えて頂ければと思います。

  • Binance(バイナンス)での両建てをマスターしたい!
  • 仮想通貨取引のリスク管理として学びたい!
  • 仮想通貨の運用をはじめたいけど暴落に巻き込まれるのが怖い!

こんな方向けの記事になっています。当てはまる方は是非最後まで読んでみてください!

両建てとは?

両建てとは>>>同じ通貨の、買いと売りのポジションを2つとも持つことを『両建て』と言います。

相場が激しい仮想通貨は、予測が難しい為リスクヘッジとして活用することが可能です。

長期保有したい場合やハイレバレッジでの取引の際には向いていませんが、短期取引や損失をおさえたい場合にレバレッジを低く設定し活用するのがおすすめです。

では、仮想通貨FXでの両建てについてより深堀りして解説していきたいと思います!

ビットコインFXにおける両建ての具体例

仮想通貨の相場は、『トレンド相場』と『レンジ相場』の2種類に分けられます。

通常レンジ相場が多いですが、両建てを活用する際は『レンジ相場』で活用してください。

同時に同じ数量のポジションを保有する場合

下の2つのポジションを持っているような状態です。

  • 1BTC=$50,000のところで買いポジション
  • 1BTC=$50,000のところで売りポジション
異なるタイミングで同じ数量のポジションを保有する場合

下の2つのポジションを持っているような状態です。

  • 1BTC=$50,000のところで買いポジション
  • 1BTC=$53,000のところで売りポジション

両建てはビットコインFXでのみ可能(現物では不可能)

  • 同じ通貨ペア
  • レバレッジ取引が可能
  • ロング(買い)/ショート(売り)ポジションどちらも保有

両建てが成立する条件は上記です。

現物取引では実際に日本円とBTCなどの取引する方法となり「ショート(空売り)」自体ができないので、『両建て』を行う事はできません。

ビットコインFXで両建てを行うメリット

  • 損失を相殺することができる
  • どちらも利益になる場合がある

ビットコインFX(仮想通貨FX)で両建てを行うメリットを2つ紹介します。

損失を相殺することができる

両建ては常に利益が出ていますが、同時に損失も同等にでている状態です。

同じ市場価格の『売りポジション』『買いポジション』を持つということは、価格が上がっても下がっても損益はほとんどありません。両建てした瞬間に含み損が固定されそれ以上は増えも減りもしないです。

そのため、予想と逆の動きをしてしまうとリスクが大きいレンジ相場の場合、損失を相殺してくれる点がメリットとして挙げられます。

どちらも利益になる場合がある

  • 1BTC=$50,000のところで買いポジション
  • 1BTC=$50,000のところで売りポジション

1BTC=$50,000のレートでポジションを両建てで保有したとします。

相場が上昇し、1BTC=$55,000のラインで利確し、その後相場が反転し下落。

売りポジションはそのまま放置し、1BTC=$44,000まで下がったところで利確。

このように、利確するタイミングが良ければ両方のポジションで利益を出せる可能性があります。

ビットコインFXで両建てを行うデメリット・注意点

  • 取引手数料が1個のポジションよりも多くかかる
  • 両建てできない取引所がある
  • スプレッドに注意しないといけない

両建てを行う際に気をつけたいポイントを3つ紹介します。

取引手数料が1個のポジションよりも多くかかる

両建ての場合、2つのポジションを保有する為かかる手数料も倍になります。

必要証拠金も数量に応じて多くなるため、ロスカットがされやすくなります。

※取引所によっては必要証拠金も相殺される可能性があります。両建てをした場合、必要証拠金は0になります。

両建てできない取引所がある

世界最大級の取引所のBinanceは『両建て』ができない取引所の一つです。

日本の取引所は基本的に両建ての取引が可能ですが、出来高の大きい主要取引所(海外の取引所)は禁止にされている場合があります。

取引所によって両建ての証拠金ルールを設けている場合がありますので、利用される場合は事前に確認しましょう。

スプレッドに注意しないといけない

両建て取引は、取引が二重になるため、スプレッドコストも2倍に広がってしまいます。

レンジ相場の多い仮想通貨の市場では、値動きが大きくなることでスプレッドが拡大してしまいます。

これにより、含み損益が増えてしまう事が多いです。そのため、流動性が低い時間には両建ては行わないなどルールを決めてスプレッドに注意した取引が必要になります。

ビットコインFXの両建ては必ず利益が出せる?

両建ては場面によってはリスクを回避してくれる手法ですが、『必ず利益になる』という確信がある取引ではありません。以下の点を理解し安易にはじめられる簡単な取引ではないという事を知ってほしいです。

両建ては上級者向けの戦略

『両建て』は、両方のポジションを保有することにより大きな損失が出ることはありません。その反面、どちらかが利益の場合どちらかが損失なので利益が大きくなることもありません。

メリットで紹介したように、運が良ければ両方のポジションにて利益を出せる可能性があります。ただ、チャートが上下に往復する必要があり利確のタイミングが難しいため、上級者向けの取引方法になります。

上手く利確した後に反転すれば良いですが、そのままトレンドが継続した場合などは損失が大きくなります。

初心者の方は、難易度のある取引をするよりまずはロング(買い)/ショート(売り)ポジションのどちらか片方の取引にしぼりトレードすることをおすすめします。

初心者は「両建て」=「利確・損確」と意識すること

逆指値をリスクヘッジとして使う際に『利確・損切』という言葉がでてきます。

それは、上の画像のAさんBさんが同じ結果になることを利用しています。

AさんとBさんが同じタイミングで1BTCを保有したとします。

Aさんは60,000$に利食注文を入れました。
Bさんは60,000$に売りの指値注文を入れました。

60,000$に到達したのでAさんは利確。
10,000$の利益確定。

Bさんは売りの注文が入り『両建て』の状態になります。
▶両建てのポジションを持った時点で10,000$の利益が確定しています。

つまり、AさんとBさんは注文方法は違いますが同様の決済を行っていることになります。
(両建てができない取引所の場合はBさんの取引は自動的にAさんの取引と同様になります)

両建てができない取引所の場合はこのように、売りの注文を入れようとすると利確(利食)になるのでポジションを持つ証拠金は発生しません。

新しくポジション持たなくとも現状のポジションを決済することで希望の注文方法を実現できるため、新規ポジションのための証拠金が不要になるのです。

ビットコインFXの両建てでは「スワップポイント狙い」は難しい

スワップポイントとは?

スワップポイントとは「金利差調整分」と呼ばれています。

2カ国間の金利差によって発生する利益です(※逆に、低金利の国の通貨を買って高金利の国の通貨を売る場合は、金利差分のスワップポイントの支払いが発生します)。

メリットとしては、決済を行ってそのポジションを解消しない限り、利益を毎日獲得できることです。

ビットコインFXでは、ロング(買い)/ショート(売り)のポジションを保有するとスワップポイントが発生します。(資金調達率と表現されます)

基本的にはロング・ショートのどちらかが「金利を受け取る側」となり、逆が「金利を支払う側」となります。

法定通貨FXの場合ロング・ショートの両方がプラス金利になることがあり、その場合は両建てをするとスワップポイントで利益を出すことができます。両建ての為、ポジションによる損失を出すこともないため人気な手法です。

しかし仮想通貨FXの場合はこの「金利の支払い・受取」のタイミングで取引所の手数料も支払う必要があり、ロング・ショートの両方ともマイナスになるケースが多いです。

そのため、ビットコインFXではスワップポイント狙いの両建ては難しいと考えます。

ビットコインFXの両建てができるおすすめ取引所3選

ビットコインFXで両建てを行う際、取引手数料を意識し取引することをおすすめします。

Bybit(バイビット):海外取引所

銘柄数取引手数料最大レバレッジ
11指値▶−0.025%
成行▶0.075%
100倍

Webサイトやアプリの使いやすさ見やすさを重視したい方はBybit(バイビット)がおすすめです。

レバレッジ取引となると、重要になってくるのがタイミングです。価格変動が激しい相場だからこそ、使いやすさは重視したいポイントだと思います。

また、指値注文の場合手数料を受け取る事ができます。取引回数が今後増えそうだなという方は、他の取引所ではない大きなメリットなので是非参考にしてください。

Bitget(ビットゲット):海外取引所

銘柄数取引手数料最大レバレッジ
21指値▶0.04%
成行▶0.06%
125倍

Bitget(ビットゲット)の一番の魅力はコピートレードが可能な所です。

自分自身がコピートレーダーになることも可能ですが、どんなトレードをしていいか分からないという方は、プロのトレーダーさんの運用方法をコピーし自分の資金を運用することが可能です。

また、下記記事からBitgetに登録すると体験金5$がプレゼントされます。まずは、体験金を利用してトレードを始めてみたい方も是非参考にしてください。

GMOコイン:国内取引所

国内の取引所から利用したい方や、費用を抑えて取引をしたい方にはGMOコインがおすすめです。

GMOコインは他の取引所とは違って「入金・出金・送金・取引」すべての手数料が無料です。さらに、専用のスマホアプリがあるのでいつでも状況を確認することができ、簡単に取引ができます。

仮想通貨投資(取引)を始めるには「仮想通貨用の口座開設」→「日本円の入金」→「仮想通貨の購入」が必要です。その後「仮想通貨の売却」→「日本円の出金」という取引の流れになります。そのため、仮想通貨初心者の方でも簡単に始めやすい「GMOコイン」も選択の一つとして是非参考にしてください。

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みかん
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みかん(3mikan)です。 トークン/DEX開発経験があり、主に仮想通貨・DeFiについて情報発信しています! お仕事のご依頼やご相談はテレグラムの個人DMから、ご質問がある場合にはテレグラムのグループにてお願いします。