今回の記事では、Binanceの先物取引について解説していきます。
大手Binanceはメイン取引所として使っている方も多いので、取引ボリュームもかなり大きくなっています。そういう意味では安心して利用できるなという印象が強いです。
今回はそんな世界最大級の仮想通貨取引所BINANCEで実際にレバレッジ取引をしてみましたので、実践過程を画像で紹介していきたいと思います。
『レバレッジ取引をしてみたい』『バイナンスでのレバレッジ取引のやり方をしりたい』『取引する際のクイズについて答えが知りたい』『よく見るTP/SLってなに??』という方の参考になれば嬉しいです。
Binanceについて今すぐ詳しく知りたいという方は公式からご確認ください。
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- Binance(バイナンス)とは
- Binance(バイナンス)の使い方
- Binance(バイナンス)のレバレッジ(先物)取引方法
- BINANCE(バイナンス)先物クイズの解説
- 1.先物取引を行った場合の最大損失額とは?
- 2.先物残高を清算する場合、どのような価格を基準にしますか?
- 3.先物が強制的に清算された後、ポジションの損失に加えて、保険清算料(= ポジションの名目価値 * 清算手数料率)が発生し、お客様の先物ウォレットの残高がゼロになってしまう可能性があることをご存知ですか?
- 4.各先物の注文数には上限があります。どのようなアクションをするべきでしょうか?
- 5.ストップマーケット注文を使用する場合、次のうちどれが適用されるでしょうか?
- 6.ストップリミット注文を使用する場合、次のうちどれが正しいのでしょうか?
- 7.先物取引を行う上で、どのような行為を避けるべきですか?
- 8.先物取引を継続するために、私は:
- 9.ネットワークの遅延、システム障害、その他バイナンス先物サービスの実行の中断または逸脱につながる可能性のあるその他の要因により、バイナンスはバイナンス先物サービスシステムが効果的に実行されることを保証するために商業的に合理的な努力を行いますが、保証するものではありません。バイナンスは、上記の要因により、最終的な実行結果については債務不履行の責任を負いません。
- 10.利益と損失(PnL)は、次の式によって計算されます:
- 11.恒常的な取引に失敗した場合、以下のことを行う必要があります
- 12.先物手数料は以下の通りです:
- 13.コインマージン先物取引では、証拠金として使用できる通貨の種類は次のとおりです:
- 14.バイナンス先物のサービスが停止した場合、お客様は「すべてのポジションをクローズ」機能を使用して、すべての注文をキャンセルし、すべてのオープンポジションをクローズすることができます。ただし、予測不可能な要因により、本機能の最終的な実行結果がお客様の期待と異なる可能性があり、バイナンスは最終的な結果に対して責任を負いません。
- Binance(バイナンス)のレバレッジ・先物取引まとめ
Binance(バイナンス)とは

2017年設立のBinanceですが、取り扱い通貨の豊富さや手数料の安さに関しては世界トップクラスです。
そのため、メジャーな通貨ペア以外も運用したいという方には特に『BINANCE』はおすすめです。
取引方法に関しても様々ありますが、今回はその中のレバレッジ取引について紹介していきます。
Binance(バイナンス)の使い方
レバレッジ取引には、Binanceのアカウントが必須です。
まだ作成したことがない方は、アカウントの作成方法/KYC(本人確認)を下記のブログで紹介していますのでこちらを参考にしてください。
※スマホ・パソコン共に3分ほどで開設することができます。
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Binance(バイナンス)のレバレッジ(先物)取引方法

Binanceでは、Binance futuresという先物取引を提供しています。
先物BTCの取引高は、仮想通貨取引所の中でも第二位のプラットフォームになります。
運用資金の準備手順について
取引を始める前に、運用資金を準備しましょう。
※最小0.001BTC・0.001ETHから始める事が可能です。
Binanceは全て、USDTまたはBUSD建てで取引が可能です。また、ウォレットが別れているので先物口座に移す作業も必要ですが、手数料・タイムラグもなくスマホからも簡単に操作可能です。
①ウォレットに入金
ウォレットへの入金はホームから操作することができます。
- P2Pで購入
- クレカで購入
- ウォレット宛に送金
入金方法は主にこの3つです。
P2P取引:自分と第三者によるユーザー間で直接行われる取引の事です。
買いたい人・売りたい人共に支払い方法が一致した場合取引を成立させることが可能です。
P2P取引では『USDT』の購入がおすすめです。取引後バイナンスのトレードでスワップして自分が欲しい通貨に変える流れがいいと思います。
先物取引はUSDT建てが一番多い取引通貨になるのでそうゆう意味でも『USDT』の購入でいいと思います。
P2Pの購入方法については上記ブログで紹介していますので参考にしてください。
銀行振込/LINE Pay支払いから入金したいという方にもおすすめの方法です。
クレカで購入:クレジット/デビットカードでの購入が可能です。
マイナーな通貨は日本円での売買ができないため取引前に確認が必要です。
ウォレット宛に送金:他の取引所(国内・海外販売所など)を利用してバイナンスのウォレットアドレスに送金する。
もっともメジャーな方法だと思います。国内取引所の場合スプレッドが広いことで手数料などのコストがかかってしまうため注意してください。
クレジットカード/他の取引所を利用する場合の入金手順については、上記ブログにて紹介していますので参考にしてください。
このブログでは、GMOを利用していますがCoincheckなどからでも同じ手順で行う事が可能です。
②先物口座に振替
購入した仮想通貨は『両替ウォレット』という現物のウォレットに反映されます。
そのため、現物口座のウォレットから先物口座に資金を移す必要があります。

- 画面右下の『ウォレット』をタップ
- 画面上の『先物』をタップ
- 『振替』をタップ
- 『USDTーM先物』をタップ
- 振替元と振替先の確認をし金額の指定
- 『転送を確認』をタップ
この⑥つの選択を完了させ先物取引の運用資金が準備となります。
レバレッジ(先物)取引のトレード方法(レバレッジ125倍)

Binanceの取引可能ペアは100種類以上あり、最大レバレッジは125倍になります。
通貨ペアによってレバレッジの幅は異なりますので、利用する際に確認してください。
※Binanceは2021年7月16日にレバレッジ取引の上限を20倍に引き下げる事を発表しています。新規ユーザーから適用し徐々に全ユーザーへと反映する予定になっています。
先物クイズ
先物取引を始める時ですが、最初クイズがあります。
このクイズを100%合格すると取引開始することができますので、『クイズを開始』からスタートしてください。

仮に答えがわからなくても回答してみてください。
間違えていると答えが表示されますので、選び直しを行う事で100%正解する事ができます。(ただし、内容自体は重要なので理解しましょう)
※ブログ最後にクイズ内容について解説しています。
注文内容の設定
クイズに全問正解するとトレード画面を利用することができます。
では、実際にポジションを注文する内容を設定していきます。
※あくまでも画像は参考程度にし、注文する際は自身の判断で設定してください。

- マージンの設定:分離・クロスどちらかを選択。
- レバレッジの設定:最大125倍。(通貨によって異なる)
- 価格数量の設定:指値・ポストオンリー・市場・スポットリミット・ストップマーケット・トレーリングストップと種類が豊富です。詳細を知りたい場合は、選択後左にある『 i 』をタップで確認してください。
- ポジションを持つ:上がると予想する場合は『ロング』/下がると予想する場合は『ショート』を選択し購入で完了です。
設定する項目は大きくこの4つになります。
マージンの設定/レバレッジの設定/価格数量の設定をし、売り(ロング)・買い(ショート)どちらかでオーダーすることでポジションを持つことができます。
この中で特に注意してほしいのが『レバレッジ数』です。レバレッジを上げるほどリスクも高くなりますので高く設定する際はタイミング・数量・証拠金など考慮する必要があります。
価格・数量設定の際ですが、注文方法によって入力の仕方が変わります。手数料を削減するという点において『指値注文』は魅力ではありますが、自分の予想した価格まで市場が動けばポジションに変わるという事になるのですぐに注文を成立させたい場合は『成行注文』を活用してください。
初心者におすすめのレバレッジ設定についてはこちらの記事で解説しています。
利確(決済方法)
ポジションを持ったら、利確(決済)することでポジションを終了することができます。
ポジションを終了させる場合ですが、指値を設定して終了させる場合とマーケットで終了させる場合があります。今回の画像は、今すぐ終了させたい場合なのでマーケットを選択して決済します。

- ポジションを閉じるをタップ
- 種類の選択
- 金額の選択
- 確認をタップ
利確するタイミングが一番難しい所だと思います。
感情的になりやすい方は指値を利用し利確ラインを設定しておくのがいいかと思います。
TP/SLの設定
トレード画面でTP/SLという表記をよく見かけると思います。
TPとは決済指値のことを言い『利食注文』とも言われます。逆にSLは損切り指値のことを言い『損切注文』とも言われます。
注文する際に設定してオーダーすることもできますし、ポジションを持った後に設定することもできます。必ずやらなければいけないことではないので、任意の設定にはなりますが手順は下記画像を参考にしてください。
※個人的には設定するのをおすすめします。

利益を最大化する為に『TP(利食い注文)』をする。
レバレッジ取引は感情で利確しがちになります。
そのたびに、『利確するのが早すぎた』『利確するタイミングを逃した』これはよく思う事です。そのため、感情で利確しないために事前に設定し利益をしっかり確保する事が大切です。
利食いラインよりチャートが更に上昇したとしても、下がったタイミングや上がりきったときにまた新しくポジションを入れたらいいだけなのでまずは今あるポジションの利益を確保できるようにTP(利食い注文)を活用することをおすすめします。
損失の広がりを抑える為に『SL(損切注文)』をする。
仮想通貨の相場は非常に値動きが早いです。
そのため、数分数時間単位で大きく市場が変わってしまう事もあります。本職がある方や休日中など、自分がチャートから離れてしまう場合に利確するタイミングを逃してしまう事もでてきてしまいます。
そんなときにSL(損切り注文)を設定し今でているプラスの利益をマイナスにしない為に活用したり、損失が出ているときにこの価格よりは損失を広げたくない場合に活用することをおすすめします。
レバレッジ取引で大切なことは、損失を抑えること・利益を最大化することです。
その手段として、利食い/損切りの設定を活用することをおすすめします。
お問い合わせについて
バイナンス先物取引では、日本語でのお問い合わせにも対応しています。
気になることや困ったことが出てきた場合は、バイナンスサポートか先物取引の右上のよくある質問を活用してください。
バイナンスサポート
バイナンスサポートはホーム画面から操作することが可能です。

よくある質問
先物取引画面から問題を解決する方法が見つかる場合もあります。

BINANCE(バイナンス)先物クイズの解説
バイナンスでは、先物取引の際に14個クイズの回答が求められます。
それぞれの回答と解説をしていきたいと思います。(2021年11月14日時点の質問内容です)
1.先物取引を行った場合の最大損失額とは?

正解:すべての先物ウォレット残高
レバレッジ取引は証拠金取引とも言われます。そのため、クロスマージンにて先物取引を行った場合のロスカットは、すべてのウォレット残高(証拠金)を失う可能性があります。
2.先物残高を清算する場合、どのような価格を基準にしますか?

正解:マーク価格
最終価格は契約が取引された最終価格を意味し取引履歴の最後の取引を定義しますが、マーク価格は、複数の主要取引所のリアルタイムのスポット価格を反映した価格になり価格操作を防ぐように設計されています。
そのため、BINANCEだけでなく、他の取引所含め仮想通貨市場の価格に合わせる必要があるのでマーク価格が正になります。
3.先物が強制的に清算された後、ポジションの損失に加えて、保険清算料(= ポジションの名目価値 * 清算手数料率)が発生し、お客様の先物ウォレットの残高がゼロになってしまう可能性があることをご存知ですか?

正解:はい、保険清算手数料の存在と計算方法および、残高がゼロに戻る可能性のあるリスクについて認識しています。
証拠金取引には、手数料が発生します。そのため、運用資金だけでなく手数料も考慮する必要があります。
4.各先物の注文数には上限があります。どのようなアクションをするべきでしょうか?

正解:最大数量制限に達した場合、注文は失敗し、エラーが表示されます。この時点で、注文をいくつかの小数量に分割する必要があります。
最大数量制限に達した場合にはエラーになります。数量制限を超えないように注文を小分けにするか、その注文は諦めましょう。
5.ストップマーケット注文を使用する場合、次のうちどれが適用されるでしょうか?

正解:ストッププロフィットとストップロス価格のトリガー後は、成行価格で即時に取引が実行され、取引価格がトリガー価格と一致しない場合があります。
ストップマーケット注文は、自分で指定した価格に達した際に実行される注文方法です。実行される際『成行注文』で取引されるので、実行された取引価格とトリガー価格(指定した価格)が一致しない場合はあります。
6.ストップリミット注文を使用する場合、次のうちどれが正しいのでしょうか?

正解:ストップ決済価格およびストップロス価格のトリガー後、注文はすぐに指値価格に設定されますが、価格が変動したため、指値注文が必ずしも満たされるとはかぎりません。
ストップリミット注文は、ストップマーケット注文同様に自分で指定した価格に達した際に実行される注文です。違う点としては、『指値注文』で取引されるのですぐにポジションになるわけではないです。そのため、価格が変動したとしても指値価格を満たされるとは限りません。
7.先物取引を行う上で、どのような行為を避けるべきですか?

正解:強いギャンブル依存症、トレーディング依存症、継続的な損失、他者を非難すること。
感情になりがちなトレードは避けるようにしましょう。
8.先物取引を継続するために、私は:

正解:先物取引を行う際のルールとリスクは理解しており、取引で発生した損失はプラットフォームに関係なくお客様自身の責任であることに同意します。
利用契約の確認になります。
9.ネットワークの遅延、システム障害、その他バイナンス先物サービスの実行の中断または逸脱につながる可能性のあるその他の要因により、バイナンスはバイナンス先物サービスシステムが効果的に実行されることを保証するために商業的に合理的な努力を行いますが、保証するものではありません。バイナンスは、上記の要因により、最終的な実行結果については債務不履行の責任を負いません。

正解:同意する
利用契約の確認になります。
10.利益と損失(PnL)は、次の式によって計算されます:

正解:ポジションのクローズ後、始値と終値に応じて実際の損益を計算します。
利益・損失については、ポジションのクローズ後に求められます。
基本の証拠金の計算方法はこちらの記事を参考に理解を深めてみてください。
11.恒常的な取引に失敗した場合、以下のことを行う必要があります

正解:ネットワークを確認し、顧客サービスの情報を保持します。
取引に何度も失敗してしまう場合は、お問い合わせから問い合わせしてください。
12.先物手数料は以下の通りです:

正解:ポジションには、注文手数料に加え、資本費用や清算費用がかかります。
先物取引には、様々な手数料が存在します。
証拠金取引について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考に理解を深めてみてください。
13.コインマージン先物取引では、証拠金として使用できる通貨の種類は次のとおりです:

正解:この先物の通貨。
どの通貨でも利用できるわけではありません。利用される前に先物通貨を確認しておきましょう。
14.バイナンス先物のサービスが停止した場合、お客様は「すべてのポジションをクローズ」機能を使用して、すべての注文をキャンセルし、すべてのオープンポジションをクローズすることができます。ただし、予測不可能な要因により、本機能の最終的な実行結果がお客様の期待と異なる可能性があり、バイナンスは最終的な結果に対して責任を負いません。

正解:同意する
利用規約の確認になります。
以上が先物クイズの回答になります。
ヒントを参考にしながら間違えても選び直すことが可能ですので挑戦してみてください。
Binance(バイナンス)のレバレッジ・先物取引まとめ
今回はバイナンスのレバレッジ取引を紹介しました。
レバレッジ取引の一番の魅力は少ない資金でも運用することが可能な資金効率的の良さです。
仮に5000円の資金を100倍のレバレッジで運用するとすると、50万円分のポジションを持つことができてしまいます。BINANCE(バイナンス)の場合最小0.001BTC・0.001ETHからトレードが可能なので余剰資金がある方はトレードしながらいろいろな運用方法を勉強してみてもいいかもしれません。
ただ、レバレッジは高いほどロスカットされる可能性があるので注意してください。始められる方は、まずはバイナンス先物の完全ガイドを参考にしながら取り組むことをおすすめします。
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